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2011年7月31日日曜日

日刊ひろまっく33 どんなことでもやればできるよということ

110731 23:10:10
ここんとこ二日連チャンで現場作業してます。頭張れるスタッフの絶対的少なさ。現場数と比例してないというorz

一日目はぼくひとり。
二日目は若手と二人。
その若手スタッフと二人きりで仕事するのも入社以来二回目です。

今日までの期間、他スタッフからの評価は厳しいものばかりでした。本人も自覚はあるものの是正の仕方が分からないのと、本人の努力が足りないのではないかと思っています。

そんな彼と同じ現場。技術的な面の確認をしてやるつもりで乗り込みました。
もちろんいまの段階でできる仕事を与えます。それ以上の仕事を与えても評価にならない気がしました。

今回の施工手順は普段教えている内容に比べてイレギュラーな流れになります。つまりは目が離せない状況ということですが、いかんせん施工範囲はそこそこあるのでずっと付いてるわけにもいかず、ある程度の距離をもって作業にあたります。

彼には既存のシール撤去、プライマー塗布、住居の方への注意書きの貼り付けを済ませた所でぼくと本格的に合流してもらいました。
ドア周りのシールでテープの貼り置きができない(ドアが開かなくなる)ため、一枚一枚テープ貼り〜ガン打ち〜ヘラ仕上げ〜テープ剥がしまでを完了させなければなりません。

そのテープ貼りとガン打ちを彼にやってもらったのですが、撤去も含め思っていた以上にできていて驚きました。
もちろん一人前には程遠いクオリティではあること、同期入社の同年代に比べると頭ひとつ差をつけられていることは否めませんが、こちらが予想していた現時点で彼が出来るであろう内容と大差ないと判断しました。

毎日彼と作業をしている施工スタッフにに言わせるとまだまだだと言います。
逆に、彼とはなかなか作業ができないぼくやB氏に言わせるとちょっとはできるようになったじゃん!と言います。
この差は何なのでしょうか?

会社の上役にはいい面を見てもらいたいから一所懸命になるのか。毎日顔を合わせている施工スタッフにはマンネリというかだらけてしまう部分があるからなのか。その辺りはよく分かりませんが、ぼくが見る限りでは本当に思っていた以上にできていました。

そもそもぼくの仕事のスタンスは仕事の技術よりも、人間性や協調性、コミュニケーション能力だけを見ていますからその差が出てしまっているように思います。

仕事の内容や技術なんてものは時間をかければ絶対に覚えられますが、社会のルールやコミュニケーション能力には向き不向きがあると思います。セミナーなどで勉強できれば別なんでしょうけども。
ですので、どちらかと言えばそっちの方は厳しく言っているつもりです。社会人としてのルールや他人との接し方。

ただし誰にでもそのような教えかたはしていません。基本は上であげたことなんですが、ある程度の基礎が出来ている人間には施工はもちろんのこと事務的なことにも力を入れています。
それはだいぶ先にはなるでしょうが、将来の現スタッフや会社のことを考えての流れです。まったく役に立たないことは教えません。本人たちはなぜここまで?と思っているかもしれませんが絶対に必要なスキルなのです。

そのことにいつ気付くのか?
口で行った所で理解しなければなんの意味もないです。
ぼく自身は気付くのがだいぶ遅かった。それを教えてくれる人がいなかったので自分で気付くしかなかったから。その点だけを見ればうちで頑張ってくれているスタッフは当時のぼくと比較しても二馬身も三馬身も先に行っています。

その先に見えるちょっとした夢、生涯をかけるべきでかい夢。少し頑張れば掴める夢をひとつひとつクリアしてけば勝手に成長していけると思う。
特に若いスタッフには基本的な礼儀と社会人としての責任、男としての筋道さえしっかりしてもらえれば押さえつけるつもりもない。むしろのびのびと仕事をしてもらえれば言うことないんだよ。

やらなければ100%できるわけがない。
やろうという意思と、やらなければならない努力を怠らなければきっと立派な人間になれます。
それぞれがその思いを胸に個人スキルをあげながらひとつになったら、ものすごいパワーが生まれる気がする。そんな会社にするのがぼくのその先に見えるちょっとした夢でございます。

ひろまっく

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