ページ

2011年8月1日月曜日

日刊ひろまっく34 ハッピーハッピーバースデイ

110801 23:14:33
いまから6年前の2005年8月1日は前の晩の大雨が嘘のように上がり、快晴になりました。
誰もいない自宅でひとり6時に目覚め、愛車レガシィのエンジンに火をともします。そして低音のノイズを響かせ雨上がりの首都高を神奈川方面に走らせました。

いったん義理の母を助手席に乗せて、奥さんの待つ愛育病院へ急ぎます。

吹き抜けのエントランスホールに入ると、転々と置かれたソファーにはまばらに人がいるだけ。まだエスカレーターも動いていません。
受付を済ませて面会の時間になったと同時に奥さんと対面しました。

病室には、等間隔に響くこもった音とともに配線だらけの機械に囲まれた奥さんがベッドに横たわっていました。

機械からは分単位で波状に記録されたデータの紙が吐き出されます。たまに濁るその音は奥さんのお腹の中から発せられる音。つまり我が子の鼓動です。

その日はぼくと奥さんのDNAを受け継いだ幸せの塊がこの世に生を受ける日でした。
出産にも立ち会い我が子と対面した瞬間、意識せずに誰に言うでもなく「ありがとう」と発したことをいまでも覚えています。同時に言葉にできない感情が沸き起こり涙が溢れて来ました。

今年の夏は例年に比べて過ごしやすい印象があります。8月初日の彼が生まれた日はとても暑い真夏の日差しでしたが、本格的に暑くなる夏はこれからという時期。

夏が奏でる少し前に長男 夏奏 はぼくたちの元へやって来ました。

あれから6年。

全身を赤く染め、蚊の泣くような産声をあげた赤ん坊もいまでは三兄妹の一番上。今年で年長さんになり二人の弟や妹の面倒をしっかりと見てくれる、優しくて頼りになる男の子に成長しました。
さらに、ぼくら夫婦のことをいつも気にかけてくれてくれたり進んで家事を手伝うなど、いろんなことに気を遣うことのできるとても良い子に育ってくれたと自負しています。
親としては子供に気を使わせるのはどうかと思う反面、それに甘えている部分もあったりしていつも反省しています。

8月1日はある意味ぼくたち家族の歴史が始まった日でもあります。いろんな思いや過去の出来事がらせん状に絡み合って、行き着く所に行き着いた感じのするぼくら夫婦にとってもハッピーな日であります。
8月1日(ハチガツイッピ)= 略して「ハッピー」な日ですww

6年後のハッピーデイは、弟や妹が寝付いたあとまでぼくら夫婦と長男の三人でWiiで遊びました。
中学生の頃は自称ゲーマーだったぼくの腕をはるかに凌ぐ腕前を見せ付けられ、歯軋りしながらも笑顔を忘れないように、頼もしい長男の寝顔を見ながらこのブログを綴ります。

かなでくん、6歳の誕生日おめでとう。
これからいろんなことを経験していくと思うけれど父と母はどんなことがあっても君の味方です。
人に迷惑をかけないことを頭に入れて、出来るだけ好きなことを好きなだけやってほしい。君は可能性の塊なのだから。

最後に、パパとママの子供に生まれて来てくれてありがとう。これからもいつまでも仲良く楽しくやっていきましょう。

ひろまっく

0 件のコメント:

コメントを投稿