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2011年7月27日水曜日

うっかり車検が切れてしまったときの対処法【軽自動車の場合】

旅の序曲 - 写真素材
(c) YOU3ストック写真 PIXTA


今月車検が迫ってるなーとなんとなく思ってて、まだ大丈夫まだ大丈夫と先延ばしにしてたらうっかり車検が切れちゃいましたorz

業者に頼むにしても公道は走れないのでどうしたもんかと。
ネットで調べた結果、まずは仮ナンバーを取得しなければなにもできないことに気付く。

切れた車検を復活させるのにぼくがやったこと


車検が切れると同時に自賠責保険も当然切れます。

※ 自賠責保険は満期が近づくと保険会社からお知らせが届きますので、大切に保管していたほうが無難です。(ぼくは届いたお知らせをEvernoteで保管してます)

車検切れというのが初めてのことだったので、まずは保険会社に問い合わせてみました。
基本的に自賠責保険は民間の工場や販売店、ディラーなどで即時発行できるようです。





とりあえず自宅用の車でいつもお世話になっている日産のディーラーで手続きをさせてもらいました。

自賠責保険25ヶ月分で22,650円。
月割りにして906円でした。これが高いか安いかはよくわかりません(´・_・`)

ちなみに任意保険は3台分が継続契約されているので問題ありませんでした。


仮ナンバーを取りにいく


車検が切れている状態では公道を走ることができません。当然車検場に持っていくことができないので、仮ナンバーというのを取得しなければなりません。

手続きは最寄りの役所で行います。
ぼくは足立区役所にて手続きを行いました。初めてだと伝えると丁寧に手続きの進め方を教えてくれます。

車検証や納税証明書、保険関係の書類や判子など必要なものが揃っていればものの10分ほどで仮ナンバーをゲットできます。

ちなみに仮ナンバーにも有効期限があって、今回は車検を受けるためだけなので当日一日限りになります。仮ナンバー代(臨時運行許可手数料)750円。




また後日、仮ナンバーを役所の窓口に返却しなければなりません。
ぼくの場合は7/26当日のみで、8/1までには返しに来いよとのことでした。


車検場(軽自動車検査協会)へ車を持っていく




仮ナンバーがあればいよいよ公道が走れます。
と言っても、法律上自宅から車検場までの限られた区間になります。間違っても仮ナンバー申請書に書いた区間以外を走ってはいけません。

車庫証明や予備車検からの復活、希望ナンバーの取得などは過去に経験がありますが、車検だけは業者に頼んでいました。でも今回の車検に関しては自分でやってみようと思います。


本車検(ユーザー車検)の前に事前に用意するもの

・車検予約受付番号
・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)証明書
・重量税と車検手数料費用
・軽自動車税納税証明書
・古い車検証
・判子


■車検予約受付番号とは、軽自動車検査協会のホームページから車検の予約ができるシステムです。
新規検査と中古検査がありますので車の状況に応じて予約しましょう。

■自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の証明書は契約している保険会社から発行されるものです。

■重量税と車検手数料は検査協会の窓口にて払うことになります。
   ぼくの場合は、重量税 7,600円  車検手数料 1,430円でした。

■軽自動車税納税証明書は役所から届くものです。支払いの際、軽自動車の場合(税金は4,000円)はコンビニエンスストアなどでは受け付けてもらえないので注意しましょう。

古い車検証は検査協会にて書類を作成するときに必要になります。

■判子は認印でも構いません。


車検場(軽自動車検査協会)
内で必要書類を揃える



まず窓口にて重量税と車検手数料を支払います。その際領収書の他に継続検査申請書、軽自動車検査票(甲)、自動車重量税納付書が手渡されます。








領収書以外の三つの書類には必要事項を書く欄があるので、見本を参考にして空欄を埋めてください。
ちなみに判子は一箇所のみ捺印するところがあるだけなので、以後無くさないように注意しましょう。



ぼくが行った軽自動車検査協会足立支社は通常の受付窓口と車検の窓口は別なので、必要事項を記入した申請書とあらかじめ持参した書類などを持って車検用の窓口へいきます。



受理されたら車検予約時間まで待機です。ただし平日と言えど空いているわけではないので、あらかじめ並ぶ必要があります。

 ユーザー車検開始!

ぼくは今回が初めてのユーザー車検でしたので内心ドキドキしました。
列に並んでいると事務所から係りの人が出てきて簡単な検査(主に電気系統)を目視で行います。事前に初めて受けることを伝えると丁寧に教えてくれます。
ユーザー車検を受ける人はほとんどが車屋さん関係の人で慣れています。先に初めてだと言っておかないと流れ作業なので面食らうと思いますよ。




それが終わるといよいよ場内での検査になります。




まずは排出ガスの検査。
これは自分自身でマフラーに棒状のものを突っ込んで数値を割り出し、数値を記録する機械に検査票を入れて終了です。



次にサイドスリップの検査。
これは一定の速度で徐行するだけでホイールベースを測定します。簡単です。




次はスピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの検査です。
ロールリフトの上にタイヤをのせて40km/hまで加速してパッシング。それからゆっくり停車。補助ブレーキの効きなどを検査します。
これも初めてだと伝えとかないと慌てると思います。



最後は下回りの検査。
リフトに乗って3メートルほど上昇。ハンドルを左右に切り、地上で係りの人が下回りの検査をします。
で、これで終わりでした。本当にあっけない。


車検証を事務の人から受け取り完了です。
あまりのあっけなさに事務の人に「本当に終わりなんですか?」と2回聞いてしまいましたw

ぼくが今回車検を通した車は4ナンバーの軽自動車です
これが普通自動車ならまた違っていたのかも知れませんが、いままで業者に頼んでいたのがもったいなく思います。仕事を休んで半日以上付きっきりになりはしますけれど、費用を考えると無理してでもご自身でやったほうがいいのかなーと思います

かかった費用は

 ・自賠責保険 25ヶ月分で22,650円
 ・仮ナンバー代(臨時運行許可手数料)750円
 ・重量税 7,600円
 ・車検手数料 1,430円
 ・軽自動車税 4,000円

合計 36,430円 也 


今回のユーザー車検はあくまでぼくが体験したことです。
必ずしも同じような結果になるとは限りませんので、ご了承願います。

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