110713 16:07
古くから、ある人物を表現するときにもちいられる「異名」という言葉。
ぼくは昔から空想癖があるのでわりと好んで使っています。もっともそんな大それた意味あいではなく「あだ名」のような感覚ですけれど。
過去の偉大な人物やアニメや漫画の中でもたびたび使わますね。
例えばわかりやすく戦国時代で言うと、尾張の大うつけや晩年は第六天魔王と呼ばれた織田信長。戦国一の出世頭(または猿w)豊臣秀吉。今川家亡き後は東海一の弓取り(または狸親父w)と呼ばれた徳川家康。
ほかにも甲斐の虎武田信玄。越後の竜、軍神上杉謙信。美濃の蝮斎藤道三。独眼竜伊達政宗。槍の又左前田利家など。数え上げたらきりがない。
戦国武将は異名の宝石箱ですww
また二次元でも数えきれませんね。偏りますがぱっと思いつくところですと、赤い彗星、連邦の白い悪魔、猫型ロボット(?)、人斬り抜刀斎、鋼の錬金術師、黒い剣士、史上最強の生物、人食いオロチ、日本一の喧嘩師、赤頭、ゼットン、グリコ大魔王。
いまもっとも分かりやすいところだと、麦わらのルフィ、海賊狩りのゾロ、黒足のサンジとかですかね。
異名とかあだ名って人からつけられて初めて効果を発揮するものだと思うんです。
間違っても「どーも、赤い彗星のシャアです」とは言わないもんねw
ただ、なんとなくぼくの中ではあだ名は軽蔑や嘲笑を含むもの、異名とは畏敬の念にも似た尊敬を含むものと思っています。
それはぼくら建築業界でもあって良いと思います。
かつて、某スーパーゼネコンで仕事をしていたときにも「赤鬼」「青鬼」の異名を持っていた現場監督がいました。これは軽蔑ではなく、敬意を表したあだ名でした。
興奮してくると顔が真っ赤になって怒りだす「赤鬼」。
逆に怒りを溜め込む「青鬼」はだんだんと顔が青ざめていくことが由来です。
ぼくらシーリング職人は仕上げ職(技術職)なので、腕の良さや段取りの組み方がそのまま施工量や売り上げに響きます。その流れで異名を付けるとしたらベタな言い方ですと、テープ貼りの◯◯、ガン打ちの◯◯、仕上げの◯◯、段取りの◯◯とかになるのかな。
お仕事は遊びではなく真剣勝負です。生活もかかっています。ひとつの甘さがすべてのチームワークを乱し、共倒れになるとも限りません。ただしその中にも「楽しいこと」があってこそという思いもあります。ぼく自身もそうなんですが、得意なことで人に囁かれるようになるとそれはそれで気持ちのいいものです。
もっとも我々の世界では何か一つだけ秀でていても仕事にはならないでしょう。特に誰でもできるようなことが得意であっても仕方ありません。すべてのことができる上で、何か一つ飛び抜けて人より秀でるモノがあれば一番でしょうね。
「異名」というのはいまビジネス界で注目を集めている「ブランド」または「ブランディング」に通ずるものがあると勝手に解釈しています。自分の個性やスキルを武器に自分を売り込む「セルフブランディング」ですね。職人である以上自分を売り込むことの大切さは痛感しています。
良くも悪くも人に認めてもらうことって大事だと思います。
悪い意味での異名はできるだけ欲しくないブランドですけれどねw
ひろまっく
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