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2011年7月31日日曜日

日刊ひろまっく33 どんなことでもやればできるよということ

110731 23:10:10
ここんとこ二日連チャンで現場作業してます。頭張れるスタッフの絶対的少なさ。現場数と比例してないというorz

一日目はぼくひとり。
二日目は若手と二人。
その若手スタッフと二人きりで仕事するのも入社以来二回目です。

今日までの期間、他スタッフからの評価は厳しいものばかりでした。本人も自覚はあるものの是正の仕方が分からないのと、本人の努力が足りないのではないかと思っています。

そんな彼と同じ現場。技術的な面の確認をしてやるつもりで乗り込みました。
もちろんいまの段階でできる仕事を与えます。それ以上の仕事を与えても評価にならない気がしました。

今回の施工手順は普段教えている内容に比べてイレギュラーな流れになります。つまりは目が離せない状況ということですが、いかんせん施工範囲はそこそこあるのでずっと付いてるわけにもいかず、ある程度の距離をもって作業にあたります。

彼には既存のシール撤去、プライマー塗布、住居の方への注意書きの貼り付けを済ませた所でぼくと本格的に合流してもらいました。
ドア周りのシールでテープの貼り置きができない(ドアが開かなくなる)ため、一枚一枚テープ貼り〜ガン打ち〜ヘラ仕上げ〜テープ剥がしまでを完了させなければなりません。

そのテープ貼りとガン打ちを彼にやってもらったのですが、撤去も含め思っていた以上にできていて驚きました。
もちろん一人前には程遠いクオリティではあること、同期入社の同年代に比べると頭ひとつ差をつけられていることは否めませんが、こちらが予想していた現時点で彼が出来るであろう内容と大差ないと判断しました。

毎日彼と作業をしている施工スタッフにに言わせるとまだまだだと言います。
逆に、彼とはなかなか作業ができないぼくやB氏に言わせるとちょっとはできるようになったじゃん!と言います。
この差は何なのでしょうか?

会社の上役にはいい面を見てもらいたいから一所懸命になるのか。毎日顔を合わせている施工スタッフにはマンネリというかだらけてしまう部分があるからなのか。その辺りはよく分かりませんが、ぼくが見る限りでは本当に思っていた以上にできていました。

そもそもぼくの仕事のスタンスは仕事の技術よりも、人間性や協調性、コミュニケーション能力だけを見ていますからその差が出てしまっているように思います。

仕事の内容や技術なんてものは時間をかければ絶対に覚えられますが、社会のルールやコミュニケーション能力には向き不向きがあると思います。セミナーなどで勉強できれば別なんでしょうけども。
ですので、どちらかと言えばそっちの方は厳しく言っているつもりです。社会人としてのルールや他人との接し方。

ただし誰にでもそのような教えかたはしていません。基本は上であげたことなんですが、ある程度の基礎が出来ている人間には施工はもちろんのこと事務的なことにも力を入れています。
それはだいぶ先にはなるでしょうが、将来の現スタッフや会社のことを考えての流れです。まったく役に立たないことは教えません。本人たちはなぜここまで?と思っているかもしれませんが絶対に必要なスキルなのです。

そのことにいつ気付くのか?
口で行った所で理解しなければなんの意味もないです。
ぼく自身は気付くのがだいぶ遅かった。それを教えてくれる人がいなかったので自分で気付くしかなかったから。その点だけを見ればうちで頑張ってくれているスタッフは当時のぼくと比較しても二馬身も三馬身も先に行っています。

その先に見えるちょっとした夢、生涯をかけるべきでかい夢。少し頑張れば掴める夢をひとつひとつクリアしてけば勝手に成長していけると思う。
特に若いスタッフには基本的な礼儀と社会人としての責任、男としての筋道さえしっかりしてもらえれば押さえつけるつもりもない。むしろのびのびと仕事をしてもらえれば言うことないんだよ。

やらなければ100%できるわけがない。
やろうという意思と、やらなければならない努力を怠らなければきっと立派な人間になれます。
それぞれがその思いを胸に個人スキルをあげながらひとつになったら、ものすごいパワーが生まれる気がする。そんな会社にするのがぼくのその先に見えるちょっとした夢でございます。

ひろまっく

2011年7月28日木曜日

Android端末のデータやアプリの管理やバックアップってどうなの?

スマートフォン 男性 メンズ ビジネスツール - 写真素材
(c) QUALIA studio画像素材 PIXTA
15年以上ガラケーを使ってて去年からスマートフォンにしました。スマホならiPhoneしかないでしょう!ってことでずっとiOS(3GS→現在iPhone4白)です。いっときAndroidにも興味があって、禁断のiPhoneとAndroidの二台持ちも考えてましたけどもw


で、奥さんも今年の2月からスマホにしました。☞ Disneyスマートフォン「DM009SH」
ディズニー好きな奥さんらしいチョイスです。
興味があっただけにAndroidってどんなのかちょっと触らしてもらいましたけれど、ぼく的にはイマイチな感じを受けました。フリックの反応が期待し過ぎたせいかちょっと残念なんですよねー。


今日突然気になりだしたことがあります。
「Androidって写真や音楽の管理ってどうなってんの?iPhoneみたいにPCやMacに繋いでやってんの??」


奥さんに聞くと、多分そーゆーアプリあるよ?と自信なさげに教えてもらいました。
バックアップとかなんもしとらんのかいwwって思いましたけども。


Google先生に聞いてみた!
どうやら本当にアプリで管理するのが主流なようですね。
AndroLibさんとかOCTOBA オクトバさんとかValuePress!さんが参考になるようです。




上記三つはおすすめっぽいです。
調べが甘くてレビューはできませんが口コミ具合は良さげですw
Android用のApp Storeです ☞ AndroidMarket

便利な点と言えば、母艦を返さず本体のSDなどで簡単にデータの管理やバックアップができることでしょうか。
正直実機で試してないので中途半端なことしか言えませんw
ご利用はご本人の責任で行ってくださいねwww

日刊ひろまっく32 ノマドワークにはほど遠い現実に思うこと。

110728 11:46:12

今日は車が出払ってるので、朝通勤だけスタッフと相乗りさせてもらい打ち合わせ先への移動は電車になりました。
相模原市上溝というところから代々木の現場に向かう途中の電車内でブログ書いてます。

*****

仕事で使う大きな道具がある場合やスポット作業時は車がないと通勤ができません。
車がないおかげで作業効率を落とすのもおかしな話なんだけど、現実には同日に予定されてる各現場より圧倒的に車の数が少ないんだよな。

*****

まあ今日みたいな打ち合わせだけの日は電車移動を極力するつもりです。
時間も正確だし経費も抑えられるし。...本当に抑えられてるのか微妙なんだけども。

ガソリン代と電車代を比較するとガソリン代の方が明らかに安い。相乗りの場合は一台分で済んじゃうし。
でも現場によっては高速代や駐車場もかかる。もっとも高速使用は長距離の場合に限りますけども。

かたや電車は純粋に電車代だけ考えればよい。しかも時間に正確という利点もある。だけど現場の場所によっては高額になる上、複数人だとその分倍々になってゆく。
ほぼ毎日車を使ってると電車の移動や通勤は経費のかさむものってゆうイメージしかないんだよな。

*****

車移動のメリットは機転をきかせば経費を抑えることが可能。ある程度TPOを気にしなくても大丈夫w ほぼドアtoドア。

デメリットは時間が読めないから30分単位で早めに移動する必要がある。首都圏は特に駐車場代がかかる。事故や怪我のリスクが高い。

一方電車移動のメリットは時間に正確。移動中の睡眠が可能。あらかじめ経費を把握することができる。事故や怪我のリスクが少ない。

デメリットは長距離の場合経費がかさむ、と思う。複数人だと人数分の経費がかかる。TPOを気にする必要がある。通勤ラッシュ。道具の持ち運びに支障がある。徒歩の時間もある(場合によってはバスやタクシーを使うことがある)。

*****

比較するとやはり車のほうがいいのかなという気もするけど、実際車は日々のガソリンだけではなく整備費用や保険、月極め駐車場代、車検費用、消耗品費など年間単位の費用がかかるのだ。

電車移動で注目すべきは、移動中の時間が自由に使えること。睡眠するもよし読書するもよし、最近はケータイやスマホで動画(映画など)を観る人も増えているでしょうね。
人によっては資格試験の勉強したり仕事の資料作りができるんだよなー。

*****

ぼくらのような建築現場で仕事してる身分には難しいことだけど、究極的には通勤する必要のない仕事が理想的だよなやっぱ。

ひろまっく

2011年7月27日水曜日

うっかり車検が切れてしまったときの対処法【軽自動車の場合】

旅の序曲 - 写真素材
(c) YOU3ストック写真 PIXTA


今月車検が迫ってるなーとなんとなく思ってて、まだ大丈夫まだ大丈夫と先延ばしにしてたらうっかり車検が切れちゃいましたorz

業者に頼むにしても公道は走れないのでどうしたもんかと。
ネットで調べた結果、まずは仮ナンバーを取得しなければなにもできないことに気付く。

切れた車検を復活させるのにぼくがやったこと


車検が切れると同時に自賠責保険も当然切れます。

※ 自賠責保険は満期が近づくと保険会社からお知らせが届きますので、大切に保管していたほうが無難です。(ぼくは届いたお知らせをEvernoteで保管してます)

車検切れというのが初めてのことだったので、まずは保険会社に問い合わせてみました。
基本的に自賠責保険は民間の工場や販売店、ディラーなどで即時発行できるようです。





とりあえず自宅用の車でいつもお世話になっている日産のディーラーで手続きをさせてもらいました。

自賠責保険25ヶ月分で22,650円。
月割りにして906円でした。これが高いか安いかはよくわかりません(´・_・`)

ちなみに任意保険は3台分が継続契約されているので問題ありませんでした。


仮ナンバーを取りにいく


車検が切れている状態では公道を走ることができません。当然車検場に持っていくことができないので、仮ナンバーというのを取得しなければなりません。

手続きは最寄りの役所で行います。
ぼくは足立区役所にて手続きを行いました。初めてだと伝えると丁寧に手続きの進め方を教えてくれます。

車検証や納税証明書、保険関係の書類や判子など必要なものが揃っていればものの10分ほどで仮ナンバーをゲットできます。

ちなみに仮ナンバーにも有効期限があって、今回は車検を受けるためだけなので当日一日限りになります。仮ナンバー代(臨時運行許可手数料)750円。




また後日、仮ナンバーを役所の窓口に返却しなければなりません。
ぼくの場合は7/26当日のみで、8/1までには返しに来いよとのことでした。


車検場(軽自動車検査協会)へ車を持っていく




仮ナンバーがあればいよいよ公道が走れます。
と言っても、法律上自宅から車検場までの限られた区間になります。間違っても仮ナンバー申請書に書いた区間以外を走ってはいけません。

車庫証明や予備車検からの復活、希望ナンバーの取得などは過去に経験がありますが、車検だけは業者に頼んでいました。でも今回の車検に関しては自分でやってみようと思います。


本車検(ユーザー車検)の前に事前に用意するもの

・車検予約受付番号
・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)証明書
・重量税と車検手数料費用
・軽自動車税納税証明書
・古い車検証
・判子


■車検予約受付番号とは、軽自動車検査協会のホームページから車検の予約ができるシステムです。
新規検査と中古検査がありますので車の状況に応じて予約しましょう。

■自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の証明書は契約している保険会社から発行されるものです。

■重量税と車検手数料は検査協会の窓口にて払うことになります。
   ぼくの場合は、重量税 7,600円  車検手数料 1,430円でした。

■軽自動車税納税証明書は役所から届くものです。支払いの際、軽自動車の場合(税金は4,000円)はコンビニエンスストアなどでは受け付けてもらえないので注意しましょう。

古い車検証は検査協会にて書類を作成するときに必要になります。

■判子は認印でも構いません。


車検場(軽自動車検査協会)
内で必要書類を揃える



まず窓口にて重量税と車検手数料を支払います。その際領収書の他に継続検査申請書、軽自動車検査票(甲)、自動車重量税納付書が手渡されます。








領収書以外の三つの書類には必要事項を書く欄があるので、見本を参考にして空欄を埋めてください。
ちなみに判子は一箇所のみ捺印するところがあるだけなので、以後無くさないように注意しましょう。



ぼくが行った軽自動車検査協会足立支社は通常の受付窓口と車検の窓口は別なので、必要事項を記入した申請書とあらかじめ持参した書類などを持って車検用の窓口へいきます。



受理されたら車検予約時間まで待機です。ただし平日と言えど空いているわけではないので、あらかじめ並ぶ必要があります。

 ユーザー車検開始!

ぼくは今回が初めてのユーザー車検でしたので内心ドキドキしました。
列に並んでいると事務所から係りの人が出てきて簡単な検査(主に電気系統)を目視で行います。事前に初めて受けることを伝えると丁寧に教えてくれます。
ユーザー車検を受ける人はほとんどが車屋さん関係の人で慣れています。先に初めてだと言っておかないと流れ作業なので面食らうと思いますよ。




それが終わるといよいよ場内での検査になります。




まずは排出ガスの検査。
これは自分自身でマフラーに棒状のものを突っ込んで数値を割り出し、数値を記録する機械に検査票を入れて終了です。



次にサイドスリップの検査。
これは一定の速度で徐行するだけでホイールベースを測定します。簡単です。




次はスピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの検査です。
ロールリフトの上にタイヤをのせて40km/hまで加速してパッシング。それからゆっくり停車。補助ブレーキの効きなどを検査します。
これも初めてだと伝えとかないと慌てると思います。



最後は下回りの検査。
リフトに乗って3メートルほど上昇。ハンドルを左右に切り、地上で係りの人が下回りの検査をします。
で、これで終わりでした。本当にあっけない。


車検証を事務の人から受け取り完了です。
あまりのあっけなさに事務の人に「本当に終わりなんですか?」と2回聞いてしまいましたw

ぼくが今回車検を通した車は4ナンバーの軽自動車です
これが普通自動車ならまた違っていたのかも知れませんが、いままで業者に頼んでいたのがもったいなく思います。仕事を休んで半日以上付きっきりになりはしますけれど、費用を考えると無理してでもご自身でやったほうがいいのかなーと思います

かかった費用は

 ・自賠責保険 25ヶ月分で22,650円
 ・仮ナンバー代(臨時運行許可手数料)750円
 ・重量税 7,600円
 ・車検手数料 1,430円
 ・軽自動車税 4,000円

合計 36,430円 也 


今回のユーザー車検はあくまでぼくが体験したことです。
必ずしも同じような結果になるとは限りませんので、ご了承願います。

2011年7月13日水曜日

日刊ひろまっく31 守るべきものがある人間は決して折れないと思うよ

P279

110713 23:41

明日は現場調査。
施工する部位の実測をしてお見積もりを出します。このご時世なのでかなり足元を見られますが、誠心誠意頑張ってみようと思います。

*****

子供たちを見てると将来のこととかいろいろ考えちゃうんだけど、今日はぼくが子供の頃になりたかったものをなんとなく思い出した。

職業に限定されるんだけど、まず漫画家ね。それとイラストレーター。これはガチで狙ってた。
年代ごとに思い出して行くと、ミュージシャン☞カラオケ屋さん☞ペットショップ☞パスタ屋さん☞小説家☞おもちゃ屋さん☞ビンテージトイのバイヤー☞古着屋さん☞本屋さん☞カフェ屋さんなど。

どれも一時期すごくハマってた趣味がそのまま職業になればなーなんて浅い考えだったので、その職につく為に何か努力したとかはないですw
もちろんなんだかんだ本職からは離れられなかったのでいまに至るんだけど(´・_・`)

*****

子供たちは今、6歳4歳2歳です。長男なんて来年小学生だもんなー。将来の不安なんて一個もなくて毎日希望しかなくて、たまにその純粋な目を見てられなくなるときあるです( ´ ; ω ; ` )

まあ可能性の塊なのですね。
まだ小さいからぼくらはある程度のレールを敷いてあげねばならないし、彼らの興味を敏感にキャッチしていかねばならないと思う。

興味のあることにはなんでもやらせてあげなきゃならんと思うし、与えて行きたいと思ってる。
それが甘やかしてるとなるのかも知れないけれど、いまはそれでいいと思ってる。
だってその反面説教するときは本気で説教するから(笑)悪いことは悪いと教えてるから。

おかげで、親の目から見てもすごく素直で優しい子に育っているようです。

*****

そんな子供たちを悲しませたくないから親は頑張る。死に物狂いで振り返らずに走り続ける。それだけだよね。
自分の地肉を分けた同じDNAを持っている我が子に情けない姿は見せたくないもの。

そんなことで明日の見積もり頑張ろう。
まず目先の一歩に全力を注ごう。

毎日寝る前に今日を後悔しない為にも、毎日やれるだけの事をやったらええねん。それだけですね。

ひろまっく

*****

今日の三つの良かったこと

✔末娘と二人きりでお風呂に入ったこと
✔長男の仕種が人間味を増したこと
✔体調を崩した次男が父を頼りにしてくれたこと

日刊ひろまっく30 異名を持てる男になろうぜ

110713 16:07

古くから、ある人物を表現するときにもちいられる「異名」という言葉。

ぼくは昔から空想癖があるのでわりと好んで使っています。もっともそんな大それた意味あいではなく「あだ名」のような感覚ですけれど。

 

過去の偉大な人物やアニメや漫画の中でもたびたび使わますね。

 

例えばわかりやすく戦国時代で言うと、尾張の大うつけや晩年は第六天魔王と呼ばれた織田信長。戦国一の出世頭(または猿w)豊臣秀吉。今川家亡き後は東海一の弓取り(または狸親父w)と呼ばれた徳川家康。

ほかにも甲斐の虎武田信玄。越後の竜、軍神上杉謙信。美濃の蝮斎藤道三。独眼竜伊達政宗。槍の又左前田利家など。数え上げたらきりがない。

戦国武将は異名の宝石箱ですww

 

また二次元でも数えきれませんね。偏りますがぱっと思いつくところですと、赤い彗星、連邦の白い悪魔、猫型ロボット(?)、人斬り抜刀斎、鋼の錬金術師、黒い剣士、史上最強の生物、人食いオロチ、日本一の喧嘩師、赤頭、ゼットン、グリコ大魔王。

いまもっとも分かりやすいところだと、麦わらのルフィ、海賊狩りのゾロ、黒足のサンジとかですかね。

 

異名とかあだ名って人からつけられて初めて効果を発揮するものだと思うんです。

間違っても「どーも、赤い彗星のシャアです」とは言わないもんねw

 

ただ、なんとなくぼくの中ではあだ名は軽蔑や嘲笑を含むもの、異名とは畏敬の念にも似た尊敬を含むものと思っています。

 

それはぼくら建築業界でもあって良いと思います。

かつて、某スーパーゼネコンで仕事をしていたときにも「赤鬼」「青鬼」の異名を持っていた現場監督がいました。これは軽蔑ではなく、敬意を表したあだ名でした。

興奮してくると顔が真っ赤になって怒りだす「赤鬼」。

逆に怒りを溜め込む「青鬼」はだんだんと顔が青ざめていくことが由来です。

 

ぼくらシーリング職人は仕上げ職(技術職)なので、腕の良さや段取りの組み方がそのまま施工量や売り上げに響きます。その流れで異名を付けるとしたらベタな言い方ですと、テープ貼りの◯◯、ガン打ちの◯◯、仕上げの◯◯、段取りの◯◯とかになるのかな。

 

お仕事は遊びではなく真剣勝負です生活もかかっています。ひとつの甘さがすべてのチームワークを乱し、共倒れになるとも限りません。ただしその中にも「楽しいこと」があってこそという思いもあります。ぼく自身もそうなんですが、得意なことで人に囁かれるようになるとそれはそれで気持ちのいいものです。

もっとも我々の世界では何か一つだけ秀でていても仕事にはならないでしょう。特に誰でもできるようなことが得意であっても仕方ありません。すべてのことができる上で、何か一つ飛び抜けて人より秀でるモノがあれば一番でしょうね。

 

「異名」というのはいまビジネス界で注目を集めている「ブランド」または「ブランディング」に通ずるものがあると勝手に解釈しています。自分の個性やスキルを武器に自分を売り込む「セルフブランディング」ですね。職人である以上自分を売り込むことの大切さは痛感しています。

 

良くも悪くも人に認めてもらうことって大事だと思います。

 

悪い意味での異名はできるだけ欲しくないブランドですけれどねw

 

ひろまっく

 

2011年7月10日日曜日

日刊ひろまっく29 社長とか経営者ってなんだろう

P267

110710 23:20:22

16歳からいまの仕事に就いて24年。本当に世間を知らず、他の業種も知らずバイトもしないでこの仕事一本で頑張ってきました。

10年目くらいから独立したけれど、仕事にはまったく身が入ってなかったと思う。そこそこ稼げちゃうし仕事が切れることなかったから、いまにして思えば傲慢だったなーと。

仕事のあとに遊びと名のつくことはバクチ以外ほとんどやっていました。でもお酒だけはやらなかったのはいまは後悔してます。

*****

何年かはひとりでやってたり、また何年かはそこそこ人を使ってたりを繰り返して、人生の転機を迎えた。
10代からの昔の連れとひさびさの再会。お互い仕事の仕方や性格はまったく正反対だったけれどなぜか認め合ってたし、まあまあ仲も良かったやつです。

彼は再会したとき株式会社の代表取締役とかやってた。もっとも立ち上げたばかりで人も少なく、これからってときだったと思う。
ぼくにしてみたら心底驚きました。
ミュージシャン志望のやつで音楽への熱のいれようも半端なかったし、ましてや人を従えて組織の頭を張るようなやつじゃなかったから。

彼に言わせると、音楽への情熱がそのままいまの仕事に変わっただけだと言ってました。人は変わるもんだなーと。

*****

昔のこともあったし、仕事に対する考え方に行き詰まってた時期だったので、彼から入社の誘いを断る理由はなにもなかったです。
入社と言っても正式にではなく、協力会社という形を取り、ゆくゆくは役員になるというのが条件でした。

その間、ぼくなりの仕事に対する考え方はあったもののすべて封印して彼の考えを優先しました。いつかは会社を動かすことを考えれば当然です。
そして、自分が古くから付き合っていたお客さんごと彼の元に嫁いだようなもんです。

厳しいながらも会社経営に関してはぼくにも同意の考えはありました。ところが、彼には人を動かす力がありませんでした。なぜならパワハラ大王だったからです。世紀末暴君だったんです。

人を人と思わない言動や、使い捨てと感じてもおかしくない動かし方、典型的なワンマン経営、すべてがお金や数字でしか判断できない視野の狭さ、できない人間には逃げ道のない制裁、公私混同も甚だしい社内ルールなど、数え上げたらきりがないくらいの独裁者でした。

もちろん、社長というものはすべてを数字で判断しなければならない職業だというのは分かりますし、冷徹にならなければ会社経営は成り立たないのも分かります。でもぼくにはどうしても許せませんでした。

中でも、当時30歳にして10年間務めた職場を離れ転職してきた子への扱いは半端なかったです。彼なりにも節目の年に何か違うことをやろうと、心機一転気合をいれて入社してきたんだろうと思いますが、そんな未経験の子に対しての扱いとは到底思えないひどい仕打ちをよく目にしました。
そして与える仕事量も10年選手ばりのものだったと思います。もともと負けん気はあったみたいで、どんなにひどいことを言われようと文句一つ言わずもくもくと仕事をこなしていました。その辺の気持ちの強さはぼくも見習わなきゃいかんです。

そんな、当時は笑顔すら見せたことがなかった彼もいまではうちのNo.2。技術的な経験は浅いけれど、仕事の中身や考え方はベテランにも引けを取りません。
チョースパルタな会社で育った彼と、ふらふらしつつも経験だけは積んできたぼくがタッグを組んだわけです。
それに加え、当時在籍していた冷徹社長の仕事に対する良かった面だけを取り入れて会社を動かす下地を作りました。

それが良かったのか悪かったのかまだ結果はわかりません。ぼくとしてはスタートラインにも立ってないわけですし。

*****

ぼくはこの仕事を遊びでやっているわけでもないし、家族やスタッフを路頭に迷わせるわけにはいかない責任があって、
真剣に向き合っています。
たまに金八先生みたいに熱くなりすぎることもしばしばあります。だけどぼくは前の会社の社長みたいな信頼関係のないうわべだけの付き合いはしたくない。

※ 余談だけど、「社員の夢とかプライベートなんか聞いてどうすんの?そんなくだらないこと考える暇あるなら仕事させろよ。バカじゃねーの?」って前の社長に言われたw

仕事は楽しくがモットーで、その中から信頼関係が生まれると信じていますし、曲げるつもりもありません。
ただ、やるべきことはきっちり責任持ってやるというのが大前提だけど。

この考え方は「社長」としてはいけないのかもしれないけどね。
ただ、それが良いのか悪いのかは来年あたりにわかる気がする。それまでは手探りで、試行錯誤しながらやるしかねーよな。

ひろまっく

*****

今日の三つの良かったこと

✔ひさびさに家族揃ってドライブにいけたこと
✔ぼくなりに奥さんや子供たちが喜んでくれたかなって思えたこと
✔最悪の事態から一歩、プラスの方向へ転がり始めたこと

2011年7月9日土曜日

日刊ひろまっく28 人の痛みに気付かない者は人を管理する資格はないのだ

110709 02:24:47

社内でまた一波乱が起きた。
原因はいろんなところにあるけれど、結局最終的な責任はぼく自身にある。

人を管理してる立場上、スタッフの苦しみだとか考え方に気付けなかったのは本当に怠慢のなにものでもない。
自分が駆け出しの頃受けてきた心の痛みを新しい世代には受けてほしくなくて、自分なりにはしっかりとやってきたつもりだったんだけれど裏目に出ちゃってたんだ。

「いまの若いもんは!」とひとくくりにするのはいけないこと。それはずっと頭の中にある。だってどんなベテランにも若い頃はあって、駆け出しの頃なんていまも昔も変わらないだろう。

頭ごなしにあいつはダメだと判断する上司ほど信頼できないものはない。それは4年前に世話になっていた社長を見てきたから気付けていた。
気付けていたはずなのに、どうやら同じことをしている感じ。

世界で一番憎いあいつと同じだと⁉

マジありえない。
二人で立ち上げたこの会社。絶対ああはならないようにしような、楽しく仕事ができる会社にしようなって誓ったはずなのに。

*****

今日は腹を割って話すことができた。どんなに話せる雰囲気を作っても、言い出せないことってやっぱあるんだなと感じた。

究極に落ちるところまで落ちてからはじめて打ち明けられるタイミングのときって、実はもう結論がでちゃってるし修復の余地はない。
いま思い返すとシグナルは出ていたんだ確かに。何度も助けを求めていた。それなのに、それに気付けなかったおれは本当にバカだ。

*****

常日頃気にかけていることは、仕事の技術的なことよりもコミュニケーションだと思っている。これが崩れた時その会社は絶対に破綻する。

ベテラン、中堅、若手とどんな会社にもこのようなピラミッドがあって微妙なバランスで成り立っている。
でも大事なことは、その一番下で支えている土台。この土台がしっかりしてなきゃどんなに立派なピラミッドだって簡単に崩れてしまうんだよな。

一番汚れて一番きつい土台は、ピラミッドの頂点だけを輝かせるためにあるんじゃなくて、ピラミッド全体を輝かせるためにあるはずなんだ。

それを勘違いしないようにしなくてはならないんだな。うん。

2011年7月8日金曜日

日刊ひろまっく27 ブログ更新からの各方面への連携テストを試みる

Blogger
110708 0:39

メール更新が楽というのが売りなのだけど、この日刊はいつもposterousのWEBから書いてます。

 

こことは別に本ブログも立ち上げたのだけれど、なかなかそっちを更新するにいたらず。なぜか二の足を踏んでしまうんですよね。こっちは割と気軽に更新できるというか。

 

このままだと本ブログを放置プレーしそうなので、せめてここと連携できれば一元管理っぽくできそうだし何より本ブログの安否確認にもなりうるw

 

グーグル先生に聞くまでもなく、posterousとbloggerは連携できるようになっている。これを使わない手はないよね。さっそく試してみた。

 

①「Manage」を開く

②「AUTOPOST」をクリック

③「+Add a Service」をクリック

④「blogger」を選ぶ

 

これだけ。あとは指示される内容に沿ってクリックするだけで認証されるので、このエントリーを投稿して確認してみる。

 

ついでにFlickrやPicasaとも連携できるらしいので、画像が反映されるかやってみる。

 

カスタムしてる感がすごーく楽しいww

 

 

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